レダックスの株価とIR情報|業績・株主還元・監理銘柄指定解除を解説

レダックスの株価・業績・IR情報

レダックスの株価が動いたとき、「決算が理由なのか」「上場廃止の可能性があるのか」「株主優待は続いているのか」と気になる人もいるでしょう。掲示板やニュースの見出しだけでは、会社が正式に公表した事実と市場参加者の意見を区別しにくいことがあります。

株式会社レダックスは証券コード7602の東証スタンダード上場会社です。2026年4月に監理銘柄(確認中)の指定が解除され、2026年3月期は訂正後の決算資料で最終黒字、営業・経常段階では赤字でした。株価を考える際は、上場状況、訂正後業績、株主還元、新規事業の進み具合を分けて読むのが基本となるでしょう。

特定の株価水準や売買時期を予想するのではなく、公式IRのどこを、どの順番で読むと事実を追えるかを説明します。数値は2026年7月22日までに確認した公開資料を基準とし、投資判断では最新の開示へ更新します。

目次

レダックスの株価は業績と開示の時系列を分けて考える

株価は会社業績だけでなく、市場全体の動き、売買量、需給、将来への期待など複数の要因で変わります。一つのIRが出た日と値動きが重なっても、その材料だけが原因だったとは限りません。

株価の上昇・下落は一つの材料だけで決まらない

決算、配当、新規事業、上場維持に関する発表は株価材料になり得ます。ただし、発表内容が事前に予想されていたか、同じ日に市場全体が動いたか、出来高が増えたかによって受け止め方は変わります。

「なぜ上がった」「なぜ下がった」と調べるときは、値動きの日時を控え、その前後に出た適時開示を読みます。原因を一つに決めるのではなく、会社の正式発表と市場データを並べることが出発点です。

証券コードは7602、東証スタンダード市場に上場

株式会社レダックスの証券コードは7602です。公式会社概要では、東京証券取引所スタンダード市場への上場が示されています。旧社名から2024年9月に商号変更した後も、同じ証券コードと考えてよいでしょう。

中古車店舗を運営する株式会社カーチスはグループ会社であり、上場銘柄として見る会社は持株会社のレダックスです。株式会社レダックスの会社概要とカーチスとの関係を先に読むと、連結業績の対象を理解しやすくなります。

最新株価は証券会社や取引所情報で確認する

公式サイトの株価情報メニューは外部の株価ページへつながります。現在値、始値、高値、安値、出来高などは、利用している証券会社や取引所の情報で確認できます。

記事に書かれた株価は公開後に古くなるため、本稿では固定の現在値を示しません。代わりに、決算や上場状況など、値動きを考える前に読むべき公式資料を扱います。

株価を見る前に知りたいレダックスの事業構造

レダックスの連結業績は、中古車の買取・販売を中心とする自動車流通事業だけでなく、海外事業やグループ会社の変化、新たな金融・投資分野の取り組みから影響を受けます。

レダックスは持株会社、カーチスは中古車事業会社

レダックスは子会社を管理する持株会社で、株式会社カーチスは国内の車買取・販売、整備などを担います。決算資料ではグループの数字が連結されるため、カーチスの販売粗利や在庫の動きが連結損益へ影響します。

持株会社単体の事業と連結グループ全体の業績は異なります。決算短信では「連結」と「個別」を見分け、株主への利益や事業全体を考えるときは、まず連結数値を読みます。

自動車関連事業と新規事業の収益を分ける

2026年3月期の訂正版決算説明資料では、自動車流通事業の国内・海外の状況や、リースバック関連事業の変化が説明されています。また、会社は金融、投資、M&A、不動産を新たな収益の柱として掲げています。

提携発表は直ちに売上や利益へ直結しません。既存事業の実績と新規事業の計画を分け、次の四半期以降にどの項目へ数字が表れるのかを追います。

旧社名資料も同じ証券コード7602の開示

社名変更前の資料には「カーチスホールディングス」、現在の資料には「レダックス」と表示されます。これは別銘柄ではなく、同じ法人の商号変更です。

また、「カーチス」の事業ニュースがレダックスの連結業績にどう影響するかは、子会社か関連会社か、連結範囲に含まれるかによって変わります。子会社の異動が公表された場合は、異動日と会計上の扱いを読みましょう。

2026年3月期の業績は訂正後資料を基準に読む

レダックスは2026年5月13日に決算を公表し、6月1日に一部の費用を追加計上して決算短信と説明資料を訂正しました。したがって、当初発表ではなく2026年6月1日の訂正版を基準にします。

訂正版の項目2026年3月期
売上高198億4,600万円
営業利益1億2,100万円の赤字
経常利益1億1,400万円の赤字
親会社株主に帰属する当期純利益1億1,300万円

売上高と利益は同じ方向に動いていない

訂正版では売上高が198億4,600万円、営業損失が1億2,100万円、経常損失が1億1,400万円、親会社株主に帰属する当期純利益が1億1,300万円です。最終黒字でも、本業の利益を示す営業段階は赤字でした。

純利益だけを見て「本業も黒字化した」と受け取らず、営業利益、経常利益、特別損益を分けます。会社は固定資産の売却などを開示しており、利益がどの段階で生じたかを決算資料で確認できます。

2026年3月期実績は当初予想を下回った

会社は通期業績予想と実績の差異も公表しました。当初予想に対して売上高や営業・経常利益が下回った理由として、国内自動車流通事業の販売や粗利益の状況などを説明しています。

株価を見る際は前年との比較だけでなく、会社が示していた計画に対して実績がどう着地したかも重要です。次期予想についても、四半期ごとの進み具合と前提の変更を追います。

費用の追加計上で利益が当初発表から減少

6月1日の訂正は、売上原価や販売費・一般管理費の計上時期などを再点検した結果、費用の追加計上が必要になったためと説明されています。これにより営業利益、経常利益、純利益が当初発表から減少しました。

決算サイトに当初数値が残っている場合があります。2026年3月期を比較するときは、資料名に「訂正」または「訂正版」とあるか、発表日が2026年6月1日かを確かめてください。

監理銘柄指定は上場維持基準への適合後に解除された

レダックスの監理銘柄指定から解除までの時系列

レダックスは流通株式時価総額の上場維持基準に適合していない状態から改善期間に入り、期間終了時に確認手続きのため監理銘柄(確認中)へ指定されました。その後、基準適合が確認され、指定解除が公表されています。

2025年3月末は流通株式時価総額が基準未達

2026年4月15日付の公式発表によると、2025年3月31日時点の流通株式時価総額は9億9,300万円で、スタンダード市場の基準10億円に届いていませんでした。このため、2026年3月31日を末日とする改善期間に入っていました。

上場維持基準には株主数、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率など複数の項目があります。今回焦点になったのは流通株式時価総額です。

2026年4月1日に監理銘柄(確認中)へ指定

会社は2026年3月31日、改善期間終了時点で正式な株主状況に基づく適合確認が完了していないため、翌4月1日付で監理銘柄(確認中)に指定されると公表しました。

「確認中」という表示どおり、指定は直ちに上場廃止が決まったことを意味しません。会社は直近3か月の平均株価などから基準に適合する見込みも示し、正式判定を待つ段階だと説明していました。

2026年4月16日付で指定解除

4月15日の発表では、2026年3月31日時点の流通株式時価総額が18億7,900万円となり、すべての上場維持基準に適合したとされています。東京証券取引所から4月16日付で指定を解除する通知を受けたことも公表しました。

2026年7月22日の確認時点では、監理銘柄指定は解除され、上場廃止も決定していません。上場状況は将来も固定ではないため、最新の取引所情報と会社開示を読みます。

指定の記事だけを見て不安になった場合は、翌月の解除発表まで時系列を進めてください。制度上の確認手続きと、最終的な適合判定を分けると現在の状態が分かります。

2026年3月期は1株1円で復配、優待は最新制度を見る

「レダックス 株主優待」と検索する人もいますが、配当と株主優待は別の制度です。会社が正式に決定・公表した内容と、外部サイトに残る過去情報を分けて読みます。

2026年3月期は1株1円の復配を公表

会社は2026年5月13日、2026年3月31日を基準日とする期末配当を1株当たり1円とし、復配する方針を公表しました。前年実績は0円で、当初予想の3円からは減額されています。

配当を見るときは、基準日、1株当たり金額、株主総会の承認状況、支払開始日を確認します。次期予想は変更される可能性があるため、過去の実績と将来予想を同じ欄で扱わないようにします。

株主優待は現在の公式制度を確認する

株主優待サイトには、過去の制度や特典情報が残ることがあります。2026年7月22日に確認した公式IRの主要メニューでは、現行の株主優待制度を明確に示す専用案内を確認できませんでした。

このため、優待が「必ずある」とは考えず、権利取得前に公式IRニュース、株式情報、最新の株主総会資料を読みます。制度の新設・変更・廃止は、外部サイトより会社発表を優先します。

配当方針と実際の金額を分ける

会社は安定的な利益還元を基本方針として示していますが、実際の配当金額は業績、内部留保、新規事業への投資などを踏まえて決まります。方針があることと、毎期同額が支払われることは別です。

配当実績、次期予想、株主優待を一つの「還元情報」として混ぜないことが大切です。権利を取る前に、それぞれの基準日と確定状況を読むと条件の取り違えを防げます。

配当利回りを計算するときは最新株価と確定した年間配当を使い、予想配当なら「予想」として扱います。株主還元だけでなく、営業キャッシュフローや利益の継続性も併せて確認すると、数字の背景が見えます。

新規事業は提携発表と売上・利益への反映を分けて読む

レダックスは金融事業やAIインフラ関連など、新しい取り組みを複数公表しています。期待材料として注目されやすい一方、契約段階と収益実績の区別が重要です。

金融合弁事業は契約・出資・収益化を分ける

Freedom Holding Corp.との金融合弁事業について、基本合意、準備会社、契約、増資など複数の進捗が開示されています。各発表は事業開始までの異なる段階を示しています。

会社設立や資金払込みの完了に加え、提供サービス、開始時期、売上・利益への影響、追加投資の有無を後続資料で追います。

SuperX関連は提携内容と業績への反映を分ける

SuperXグループとの発表には、販売代理店権、物流業務、イベント出展など異なる内容があります。提携先が注目企業であることだけでは、レダックスの利益額までは分かりません。

契約範囲、独占性の有無、費用負担、開始時期を読み、決算に関連売上や利益が計上されたかを確認します。会社の将来予想には不確実性があるため、実績が出る前に確定した成果として扱わないことが大切です。

子会社・関連会社の異動は連結範囲を見る

子会社が第三者割当増資を行ったり、連結子会社から関連会社へ変わったりすると、翌期以降の売上・利益のまとめ方が変わる場合があります。単に事業が伸びた、縮小したという説明だけでは足りません。

異動日、持分比率、連結除外による一時的な損益、今後の取引関係を確認します。前年との数字が大きく変わった場合は、事業の実力だけでなく会計上の範囲変更も考慮してください。

掲示板・PTS・ニュースは公式IRと区別する

掲示板やPTSは市場の反応を知る手がかりになりますが、公式IRとは役割が違います。投稿や時間外価格を、そのまま会社の事実として受け取らないようにします。

掲示板投稿は会社発表ではない

株式掲示板には、期待、懸念、売買方針、未確認情報などが投稿されます。投稿数が多いことや強い表現が繰り返されることは、内容の正確性を保証しません。

具体的な数字や契約の話を見かけたら、会社名、発表日、資料名を手掛かりに公式IRを探します。該当開示がない場合は、事実として投資判断へ使わない方が安全です。

PTS価格と翌営業日の市場価格は一致しない場合がある

PTSは取引所の立会時間外などにも売買できる私設取引システムです。参加者や売買量が通常市場と異なるため、PTS価格が翌営業日の始値と同じになるとは限りません。

価格だけでなく出来高と気配を見て、流動性が小さいときの値動きに注意します。決算発表後なら、数値と会社説明を読んだうえで市場の反応を確認しましょう。

古いニュースだけでは指定解除を見落とす

検索結果には古いニュースが再表示されることがあります。監理銘柄指定の記事だけを読むと、その後の解除を見落とし、現在も指定中だと誤解する可能性があります。

気になるニュースを見つけたら、その日より後に「訂正」「進捗」「解除」「決算」が出ていないか、IR一覧を新しい順に読みます。最新情報から過去へ戻る方が、現在の状態をつかみやすいです。

今後のIRは本業の改善・新規事業・株主還元を追う

株価の今後を断定するのは困難ですが、会社の計画が実績へ結び付いているかは、四半期ごとの開示から読み取れます。

営業利益と通期計画の進み方が焦点

売上高だけでなく、営業利益、経常利益、純利益、営業キャッシュフローを見ます。2026年3月期は最終黒字でも営業赤字だったため、本業の改善が続くかが一つの確認点です。

通期予想に対する進捗率は季節性にも左右されます。前年同期と比べるだけでなく、会社が説明する販売環境や費用の発生時期も読みます。

新規事業は売上・利益への反映が焦点

金融・FinTech、AIインフラ物流、M&Aなどの事業は、ニュース件数ではなく、受注、売上、利益、投資額で進捗を見ます。定性的な説明しかない段階では、実績が確定したとは扱いません。

セグメントが新設された場合や重要性が増した場合は、前年との比較方法も変わります。説明資料の事業区分と会計上のセグメントを区別してください。

上場維持基準と株主還元の更新

指定解除後も流通株式時価総額や比率が安定して基準を満たすかを確認します。配当は次期予想と実績、株主優待は制度の正式発表を追います。

日付・訂正・確定と予想の区別を守るだけでも、古い情報による誤解を減らせます。IR一覧を定期的に確認し、同じ年度の資料は最新版へ差し替えて読みましょう。

レダックスの株価・IRに関するよくある質問

検索時に気になりやすい点を、2026年7月22日までの公式情報に基づいてまとめます。

レダックスは上場廃止になったのですか?

上場廃止は決定していません。2026年4月1日に監理銘柄(確認中)へ指定されましたが、上場維持基準への適合が確認され、4月16日付で解除されています。

株主優待はありますか?

2026年7月22日に確認した公式IRの主要ページでは、現行制度を明確に示す株主優待の専用案内を確認できませんでした。取得を前提にせず、最新IRと株主向け資料を確認してください。

PTSと掲示板はどこまで参考になりますか?

市場参加者の反応を知る参考にはなりますが、会社発表とは異なります。価格、出来高、投稿内容を見た後、数字や契約の事実は公式IRへ戻って確かめます。

次の決算日はどこで確認できますか?

公式サイトのIRニュースや決算情報を読みます。発表予定が変更されることもあるため、外部カレンダーだけでなく会社の最新案内を優先します。

レダックスの株価は訂正版業績と最新IRの時系列を分けて読む

レダックスは証券コード7602の東証スタンダード上場会社です。2026年4月には上場維持基準への適合が確認され、監理銘柄(確認中)の指定が解除されました。2026年3月期は訂正後資料で最終黒字となった一方、営業・経常段階は赤字です。

株価を考えるときは、最終利益だけでなく本業の利益、訂正の有無、配当、新規事業の実績、連結範囲の変化を分けます。掲示板やPTSで気になる情報を見た場合も、会社のIR一覧から最新の正式発表を読むことが基本です。

本稿は特定銘柄の購入・売却を勧めるものではありません。掲載情報は公開情報をもとに編集しています。最新の決算、上場状況、配当その他の株主情報は、株式会社レダックス公式サイトのIR情報から確認してください。

この記事の監修者

株式会社ネット風評被害対策 代表取締役 内村淳

大学卒業後、サッカー選手を経て、大手風評対策会社に入社。
3年半にわたりナショナルクライアントを含む数々の炎上事案・ブランドイメージ毀損対策に従事。
その後、ネット誹謗中傷対策に特化した法律事務所に1年間従事し、法的観点からの対応知見を習得。
IT技術と法的アプローチの双方に携わってきた経験を持つ。
現在は15年以上の経験とノウハウをもとにネット風評被害対策専門会社を設立。あらゆるネット風評被害対策支援に加え、企業向けコンサルティングや同業他社へのサービス提供も行う。
日々進化するAI検索エンジンのアルゴリズムを徹底解析し、AI検索時代に適応した次世代の風評対策に注力している。

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