京急不動産の年収は?仲介営業・賃貸管理の求人と給与の仕組み

京急不動産株式会社(以下、京急不動産)の平均年収は、会社が示した2023年の全社員の平均で623万円です。中途採用の仲介営業(売買)には就職後1年間の年収保証(500万円または600万円)があり、本社の賃貸管理の求人は予定年収500万〜600万円です(2026年9月28日時点)。

京急不動産の給与は職種で仕組みが違い、仲介営業は月給に固定分と歩合分の賞与が加わり、休日も店舗と本社で違います。応募を考えている人は、固定残業手当が何時間分か、賞与の歩合の計算方法、配属先の定休日を、応募する求人と面接で確かめてください。

目次

京急不動産の会社概要と事業|京急沿線で分譲・仲介・賃貸を手がける不動産会社

京急不動産は、1958年に京急興業株式会社として設立された京急グループの不動産会社で、本社は横浜市西区高島にあります。公式の会社概要によると、従業員数は175名(2026年1月時点)で、東京都大田区から神奈川県横須賀市までの10か所に店舗を置いています。

マンション・戸建ての分譲、売買と賃貸の仲介、賃貸管理の事業と、会社の基本情報は、京急不動産の会社概要と事業をまとめた記事で解説しています。

京急不動産の平均年収は、会社の発表で623万円(2023年)

京急不動産の平均年収は、会社が示した2023年の全社員の平均が623万円で、口コミサイトの集計では622万円です。会社の数字は全社員の平均、口コミサイトの数字は11人の投稿の平均で、仲介営業の年収は歩合の賞与で大きく変わります。

会社が示した平均年収623万円は、2023年の全社員の平均

京急不動産は、口コミに企業が回答するサイト「kai」の給与水準についての回答で、2023年の全社員の平均年収を623万円と示しています(2024年6月27日公開)。同じ回答では、2023年度に一律2万円のベースアップをしたことと、所長手当・販売手当を新しく設けたことも説明しています。

京急不動産の公式サイトと採用情報サイトには、平均年収の記載がありません。

口コミサイトの年収の集計は、11件の投稿で平均622万円

Yahoo!しごとカタログでは、年収の投稿11件から集計した京急不動産の平均年収は622万円で、回答者の平均年齢は42.7歳です(2026年9月28日時点)。サイト側も、口コミと統計データから出した数字で実際とは違う可能性があると注記しています。

マイナビ2027に載る京急不動産の平均年齢は41.5歳(2025年4月時点)で、平均勤続年数は12.7年です。

仲介営業(売買)の給与|月給と歩合の賞与、1年目の年収保証

京急不動産が採用情報サイトの募集要項で募集している中途の仲介営業(売買)は、月給に固定分と歩合分の賞与が年2回加わる給与で、就職後1年間は年収が保証されます。

仲介営業の月給は19万5300円以上に、固定残業手当と営業手当が加わる

キャリア採用の募集要項では、仲介営業の月給は19万5300円以上で、固定残業手当1万5000円と営業手当1万5000円が加わります。月給には住宅手当が含まれ、固定残業手当を超えた残業には時間外手当が出ます(2026年9月28日時点)。

固定残業手当が何時間分の残業に当たるかは、募集要項に書かれていません。ほかの手当は、扶養家族に応じた家族給(1,500円以上)と、宅地建物取引士の資格手当5,000円です。

仲介営業は、就職後1年間の年収が500万円か600万円で保証される

京急不動産の仲介営業には就職後1年間の年収保証制度があり、保証額は仲介の仕事の経験の有無と期間によって500万円か600万円に決まります。募集要項では、業績と個人の成績によって年収1,000万円以上も可能としています。

年収1,000万円以上になった社員の人数や割合は、募集要項に示されていません。

仲介営業の給与には固定給制と歩合給制があり、歩合給制から固定給制に変えられると会社は説明している

京急不動産は2025年7月8日公開のkaiの回答で、仲介営業には固定給制と歩合給制の2つの給与体系があり、歩合給制の人は固定給制に変えられると説明しています。固定給制でも、業績賞与は歩合給制と同じ支給率で成果に応じて増えるとしています。

同じ回答では、店舗によって競合の数と売上の規模に差があるため、営業社員は定期的に異動するとも説明しています。

賃貸管理の中途求人と新卒総合職の給与

京急不動産の賃貸管理の中途求人は予定年収500万〜600万円で、新卒総合職の初任給は月給23万300円か24万5300円です。

賃貸管理の中途求人は予定年収500万〜600万円で、宅地建物取引士の資格が必須

転職サイトdodaに載る本社の賃貸管理の求人は、予定年収500万〜600万円で、月給は基本給25万〜28万円に固定の手当1万9300円を加えた額です。給与の補足には、月20時間・4万円の残業代を想定していると書かれています(2026年9月28日時点)。

応募には、賃貸管理か賃貸仲介営業の経験と、宅地建物取引士の資格、普通自動車免許が必要です。担当者1人あたりの管理戸数は400戸程度で、入社後3か月ほどはOJTで仕事を覚えます。

dodaの求人の掲載予定期間は、2026年12月9日までです。

新卒の初任給は、仲介営業が24万5300円、ほかの職種が23万300円

マイナビ2027の採用データでは、大卒・大学院卒の初任給は、仲介営業が月給24万5300円、新築分譲の販売・賃貸管理・商品企画が月給23万300円です。どちらも基本給は22万円で、全員に出る住宅手当1万300円を含み、店舗勤務の仲介営業は手当1万5000円も含みます。

新卒の給与に固定残業制度はなく、昇給は年1回(5月)、賞与は年2回(6月・12月)です。2027年卒の募集は終わっており、2028年卒の給与は今後の募集要項で確かめます。

京急不動産の働き方|休日・残業・有給休暇

京急不動産の休日は、店舗勤務が火・水曜日などの平日、本社勤務が土日祝日です。会社が示す残業時間は月9時間台で、社員口コミサイトの集計はそれより長く出ています。

店舗勤務は平日休み、本社勤務は土日祝日休み

新卒向けのマイナビ2027の採用データでは、本社の休日は土日祝日、店舗の休日は火・水曜日か水・木曜日で、配属先によって決まります。年間休日は120日以上です。中途の仲介営業の募集要項では、休日は毎週火・水曜日で、一部の店舗はシフト制です。本社勤務の賃貸管理の中途求人は年間休日123日です。

店舗では客の都合で月1回程度の休日出勤があり、振替休日か代休を取るのが基本だと、会社はkaiの回答で説明しています(2024年6月27日公開)。賃貸管理の中途求人では、主に退去の立ち会いで、休日出勤が普段は1〜2件程度、繁忙期は3〜5件あるとしています。勤務時間外の夜間対応も、月1〜2件程度あるとしています。

残業時間は、会社の発表で月9時間台、口コミサイトの集計で月13〜25時間

マイナビ2027に載る月平均の所定外労働時間は9.2時間(前年度実績)で、会社はkaiの回答で全職種の平均を月9時間30分程度と示しています。社員口コミサイトの集計では、OpenWorkが月13.0時間(回答者4人)、転職会議が月24.7時間です(2026年9月28日時点)。

賃貸管理の中途求人は残業を月20時間程度とし、3〜4月の繁忙期は30〜40時間になることもあると書いています。

有給休暇の平均取得日数は9.6日

マイナビ2027では、京急不動産の平均有給休暇取得日数は9.6日(前年度実績)です。社員口コミサイトの集計の有給休暇消化率は、OpenWorkが90.1%、転職会議が49.3%と開きがあります。

京急不動産の福利厚生と研修|家賃補助・退職金・資格の支援

京急不動産の福利厚生には、家賃補助と資格取得の支援があり、家賃補助は年齢などの条件付きです。本社の賃貸管理の求人では、退職金は勤続満3年以上が対象です。

家賃補助は条件付きで、本社の賃貸管理の求人では退職金は勤続満3年以上が対象

中途の仲介営業の募集要項では、家賃補助制度の対象を30歳までとし、ほかにも条件があるとしています。新卒のマイナビ2027の採用データでは、約1万円の住宅手当に加えて、上限付きで家賃の半額を補助するとしています。

本社の賃貸管理の求人では、退職金制度の対象は勤続満3年以上で、定年は60歳です。同じ求人には、企業型確定拠出年金と、京浜急行電鉄株式会社の社員持株制度も載っています。

宅地建物取引士の受験費用は、3回まで会社が負担する

京急不動産はkaiの回答で、宅地建物取引士の受験費用を3回まで全額負担し、宅地建物取引士やファイナンシャルプランナー、1級建築士の資格を取った社員に報奨金を出すと説明しています(2024年7月10日公開)。

研修は、入社前後のビジネスマナー研修、京急グループの合同研修、管理職・中堅・若手の階層別研修があると採用情報サイトの職場環境のページとマイナビ2027で案内しています。

京急不動産の評判・口コミは点数と回答者の数を分けて読む

京急不動産の社員口コミは、多いサイトでも50件ほどで、点数は3点台前半に集まっています。回答者が数人のサイトでは、1人の評価で点数が大きく動きます。

社員口コミサイトの点数は3.08〜3.3

京急不動産の点数は、エン カイシャの評判が3.3(正社員7名の回答・口コミ51件)、転職会議が3.12(口コミ40件)、OpenWorkが3.08(回答者4人・口コミ17件)です(2026年9月28日時点)。

口コミには、給与制度が今と違った時期の投稿も含まれます。京急不動産は、2023年度に手当を見直したと説明しています。2025年7月公開の回答では、仲介営業の歩合給制の人が固定給制に変えられる制度も設けたと説明しています。投稿の時期と職種を、自分が応募する求人とそろえて読みます。

口コミで挙がった昇進や産休・育休について、会社は見解を公開している

上下関係や部署の壁が固いという口コミに対して、京急不動産はkaiの回答で、昇進の年齢の下限をなくし、30代前半で店長、25歳以上でマンションギャラリーの所長になれる人事制度にしたと説明しています(2024年6月27日公開)。

産休・育休を取りにくい雰囲気だという口コミに対しては、2025年6月24日公開の回答で、2023年度の女性社員の産休・育休取得率は100%で、子どもが3歳になるまでは短時間勤務でも給与を減らさないと説明しています。

京急不動産の求人に応募する前に確認したいポイント

京急不動産の求人に応募する前に確かめたいのは、応募する窓口と募集中の職種、給与の内訳、配属先の休日の3つです。

応募の窓口は、採用情報サイト・doda・マイナビで職種ごとに違う

中途の仲介営業(売買)は、公式の採用情報サイトのキャリア採用フォームから応募し、勤務地は蒲田から久里浜までの8店舗のいずれかです。本社の賃貸管理は、dodaの求人から応募します。

新卒向けには、2028年卒のインターンシップをマイナビで受け付けており、締め切りは2026年10月30日です。エン転職に残る京急不動産の求人は過去に募集していたもので、本社所在地が移転前の東京都港区高輪になっているなど、今の条件とは違います。

面接で聞いておきたい5つのこと

京急不動産の面接では、求人票だけでは分からない給与と休日の条件について、次の5つを聞いておくと、入社後の年収をほかの会社の求人と比べられます。

  1. 固定残業手当が何時間分の残業に当たるかと、超えた月の残業代の支払い方
  2. 賞与の歩合分の計算方法と、固定給制・歩合給制のどちらで入社するか
  3. 年収保証の500万円と600万円のどちらが当てはまるかと、2年目の給与の決まり方
  4. 配属予定の店舗の定休日と、休日出勤の頻度
  5. 店舗間の異動の頻度と、異動の範囲

京急不動産の年収・求人についてよくある質問

京急不動産の平均年収はいくらですか?

京急不動産は、2023年の全社員の平均年収を623万円と示しています。口コミサイトのYahoo!しごとカタログでは、11件の投稿の平均が622万円です(2026年9月28日時点)。公式サイトと採用情報サイトには、平均年収の記載がありません。

京急不動産は土日休みですか?

勤務先によって違います。本社勤務は土日祝日が休みです。店舗勤務の休みは、新卒のマイナビ2027の採用データでは火・水曜日か水・木曜日、中途の仲介営業の募集要項では毎週火・水曜日(一部の店舗はシフト制)です。店舗では、客の都合で月1回程度の休日出勤があると会社は説明しています。

不動産業界が未経験でも京急不動産に応募できますか?

中途の仲介営業(売買)の応募資格は高卒以上と普通自動車免許で、不動産営業の経験者と資格のある人を優遇するとしています。本社の賃貸管理の求人は、賃貸管理か賃貸仲介営業の経験と、宅地建物取引士の資格が必要です。

京急不動産の新卒採用の選考はどう進みますか?

マイナビ2027の採用データでは、Web会社説明会を見た後にエントリーシートを出し、適性検査と複数回の面接を経て内々定になります。会社はkaiで、エントリーシートの受け付けから内々定までは平均1か月半ほどだと説明しています。

京急不動産の口コミの点数はどのくらいですか?

2026年9月28日時点で、エン カイシャの評判が3.3(正社員7名の回答)、転職会議が3.12(口コミ40件)、OpenWorkが3.08(回答者4人)です。回答者が少ないサイトでは、1人の評価で点数が大きく動きます。

京急不動産は、年収保証と歩合の賞与がある仲介営業と月給制の賃貸管理を募集する不動産会社

京急不動産は、京急沿線で住まいの分譲・仲介・賃貸管理を手がける京急グループの不動産会社で、会社が示す2023年の全社員の平均年収は623万円です。中途では、1年目の年収保証と歩合の賞与がある仲介営業と、予定年収500万〜600万円の本社の賃貸管理を募集しています。

応募を考えるときは、固定残業手当が何時間分か、賞与の歩合の計算方法、配属先の定休日と異動の範囲を、応募する求人と面接で確かめましょう。

掲載情報は公開情報をもとに編集しています。最新の会社情報、サービス情報、採用情報などは、公式サイトで確認してください。

この記事の著者情報

株式会社ネット風評被害対策 代表取締役 内村淳

ネット風評被害対策の専門家として15年以上の実績を持つ。
風評被害誹謗中傷対策・サジェスト対策・逆SEO対策・SNS炎上対応など、企業のWebリスク解決を累計10,000社以上支援。
ネット誹謗中傷対策に特化した法律事務所に1年間従事し、法的観点からの対応知見を習得。IT技術と法的アプローチの双方に携わってきた経験を持つ。
あらゆるネット風評被害対策支援に加え、企業向けコンサルティングや同業他社へのサービス提供も行う。
現在、日々進化するAI検索エンジンのアルゴリズムを徹底解析し、AI検索時代に適応した次世代の風評対策に注力している。

著書: 『AI時代のネット風評被害対策』(Kindle出版) ↗

発信活動: ネット風評被害対策に関する情報をnoteでも発信しています。 note ↗

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