株式会社ミライア(以下、ミライア)は、IT・Web・人材・広告の会社のM&Aを仲介する、2025年7月設立の会社です。「ミライア」「株式会社ミライア」の検索候補には、「評判」のほかに「メール」「迷惑電話」「営業」が並びます(2026年10月15日時点)。
ミライアが仲介したM&Aを当事者の経営者が語った記事は、M&Aのマッチングサイトに3本あります。Googleマップの評価は星1つが4件で、どれにも文章はありません。
ミライアからM&Aの提案を受けた経営者は、送り主と買い手の実在、手数料と契約の条件を確かめてから返事を決められます。話を聞くつもりがなければ、営業の停止を求められます。
会社概要と事業|ミライアはIT・Web・人材・広告の会社のM&Aの仲介会社
ミライアは東京都中央区銀座に本社を置き、売り手と買い手の両方と契約して間に立つM&Aの仲介をしています。中小企業庁のM&A支援機関登録制度に仲介業者として登録されており、代表取締役CEOは波江田茂生氏です。
会社概要や手数料の一覧、名前の似た会社との見分け方は、株式会社ミライアの会社概要と事業をまとめた記事で解説しています。
ミライアの評判・口コミ|成約事例の記事は3本、Googleマップの評価は4件
求職者向けの記事と、取材費などを受けて掲載した記事を除くと、ミライアの評判として読めるのは、M&Aのマッチングサイトの成約事例の記事、Googleマップの評価、SNSの投稿の3種類です。取材費などを受けて掲載したと記事内に書かれた紹介記事にも顧客の声が載っていますが、社名と時期は書かれていません。
成約事例の記事は2件のM&Aで、売り手と買い手の経営者が仲介の働きを語る
M&Aのマッチングサイト「バトンズ」には、ミライアが仲介した2件のM&Aについて、当事者の経営者へのインタビュー記事が3本あります(2026年10月15日時点)。2件とも、IT企業を譲り渡したM&Aです。
1件目は、東証グロース市場に上場する株式会社BTMが、東京と山形でシステム開発をする株式会社クエスト・システム・デザインを子会社にしたM&Aです(2025年10月発表)。売り手の会長の記事では、以前のM&Aでも担当だった代表の波江田茂生氏を信頼し、譲渡先探しを任せたと話しています。
買い手の社長の記事では、仲介会社が入ると費用はかかるものの、多方面の調整を担ってくれたので適正な対価だと感じた、と話しています。
2件目の売り手は、4社ほどの提案から相手を選んだ
2件目は、Coaspira株式会社が2026年1月に合同会社Y.pmを譲り受けたM&Aです。売り手と買い手の合同インタビュー記事では、売り手の代表が、M&Aの後の従業員の雇用と待遇を最も重視し、ミライアから受けた4社ほどの提案の中から相手を選んだと話しています。
3本の記事には、成約しなかった案件や、途中で依頼をやめた人の声は入っていません。
Googleマップの評価は星1つが4件で、文章はない
Googleマップのミライアのページ(電話番号03-6893-2721)には、星1つの評価が4件あり、どれにも文章がありません(2026年10月15日時点)。4件の日付は2026年3月から7月の間で、7月の1件は編集した日です。
文章が無いため、投稿した人が取引先か、営業の連絡を受けた人か、求人に応募した人かは分かりません。
SNSには、資本提携の提案のメールと電話を受けた人の投稿がある
SNSには、2026年1月にミライアの担当者から資本提携の提案のメールと電話を受けた、IT関連の会社の人の投稿があります。最初のメールは、クライアント企業の依頼で連絡したとし、関心があれば一言だけ返信すればよいという内容でした。
電話の後に届いたメールには、相手企業の事業内容と従業員数、上場していないことが書かれ、関心があればオンラインで社名を明かして紹介するとしていました。投稿者は、連絡の目的が分からないと書いています。
1人の投稿のため、ミライアの提案の連絡がすべて同じ形かは分かりません。
「迷惑電話」「メール」と検索される背景|メールや電話でのM&Aの提案
ミライアの求人と公式サイトのモデルケースには、ミライアのほうから売り手の候補の会社に連絡し、M&Aを提案する流れが書かれています。「迷惑電話」という検索語には、M&Aの提案を望んでいなかった人の不満や、着信の相手と目的を確かめたい人の不安が混ざり、連絡のどこに問題があったかまでは検索語から分かりません。
求人では、アドバイザーが売り手の社長にWebの面談で売却を提案する
マイナビ転職に載るミライアの求人は、M&Aアドバイザーの仕事を、売り手の社長とWebで面談して売却を提案し、買い手に紹介する流れで説明しています(2026年9月8日更新)。求人には、月10〜20件のアポイントが取れる仕組みを導入しているとも書かれています。
求人の説明では、主な売り手は事業を広げたい若い社長の会社で、買い手は上場企業です。
モデルケースでは、買い手の依頼を受けたミライアが売り手の候補に打診する
公式サイトのモデルケースの1本は、メールの送付から成約までの流れを紹介しています。買い手の会社から相談を受けたミライアが候補の会社を選び、条件に合う売り手の会社に打診する、という流れです。
クライアント企業の依頼で連絡したと書かれたメールは、モデルケースの打診と同じ形です。モデルケースは架空の事例のため、実際の打診で買い手がどこまで依頼しているかは、送り主に聞いて確かめます。
提案の連絡を受けたときに確かめる3つのこと
ミライアからM&Aの提案を受けた経営者が、返事の前に確かめられることは、次の3つです。
送り主は、公式サイトの代表番号と担当者の名前で確かめる
送り主がミライアの社員かは、公式サイトに載る代表番号03-6893-2721に電話し、名乗った担当者の名前を伝えると確かめられます。受付は平日の9時から18時です。
公式サイトのトップページの「アドバイザー紹介」には、取締役COOを含む5人の名前と経歴が載っています(2026年10月15日時点)。本社の所在地は、2026年1月16日から東京都中央区銀座3-4-1で、それより前の資料には移転前の港区新橋の住所が載っていることがあります。
買い手の実在は、社名を明かされた後に法人番号や公式サイトで確かめる
買い手が実在するかは、社名を明かされた後に、国税庁の法人番号公表サイトで社名と所在地が合う法人があるか、相手の公式サイトで聞いていた業種や規模と合うかを見て確かめます。中小M&Aガイドラインは、譲り受けの意向が無い会社や意向を確かめていない会社、実在しない会社について、意向があると偽ったり誤解させたりする営業を禁じています。ミライアも公式サイトで、中小M&Aガイドラインの遵守を宣言しています。
社名を明かす前でも、相手企業の業種や規模と、買い手が本当にミライアに相手探しを頼んでいるかは聞けます。
その場で決めるよう迫る営業は、ガイドラインで禁じられている
中小M&Aガイドラインは、仲介業者の名前や担当者の名前、勧誘の目的を告げない営業を禁じています。意思決定に必要な時間を与えず、すぐに判断を迫る営業も禁じています。
面談の日程や返事を急かされても、手数料と契約の条件を書面で受け取ってから決められます。
仲介を頼む前に書面で確かめること|手数料と契約の条件
ミライアに仲介を頼むかどうかは、仲介契約の前に受け取る書面で、手数料と契約の条件を見てから決めます。中小M&Aガイドラインは、仲介業者に、手数料や契約の重要な事項を書いた書面を契約の前に渡すなどして説明するよう求めています。
売り手の手数料は株式価値の5%、買い手の最低手数料は2,500万円
ミライアが公開している売り手の手数料は、株式価値の5%の成功報酬です。中小企業庁のデータベースでは、売り手側の最低手数料と着手金は「無」と登録されています(2026年10月15日時点)。
買い手の成功報酬は、株価を基準に金額の区分ごとの料率を掛ける方式で、最低手数料は税抜2,500万円です。データベースの手数料はミライアが標準として届け出たもので、個別の案件では異なる場合があるため、書面に書かれた料率と計算の元になる金額を確かめます。
仲介は売り手と買い手の両方から手数料を受け取る
ミライアは、売り手と買い手の両方と契約する仲介業者として登録されています。ガイドラインは仲介業者に、両方から手数料を受け取ることと、売り手と買い手の利益がぶつかる点を、契約の前に説明するよう求めています。
売り手は、自社の手数料に加えて、買い手が払う手数料の説明も書面で受けられます。手数料の合計が、M&Aが成立するかや譲渡額に影響しうるためです。
専任条項・テール条項・直接交渉の制限の範囲
仲介契約で範囲を確かめたい条項は、次の3つです。中小M&Aガイドラインは、3つの条項それぞれに範囲の目安を示しています。
| 条項 | 条項の中身 | ガイドラインの目安 |
|---|---|---|
| 専任条項 | ほかの仲介業者に依頼できなくする | 契約期間は最長でも6か月〜1年以内 |
| テール条項 | 契約が終わった後に成約しても手数料がかかる | 期間は最長でも2〜3年以内で、対象は紹介を受けた相手に限る |
| 直接交渉の制限 | 紹介された相手と直接交渉できなくする | 対象は仲介業者が紹介した相手に限り、期間は契約の終了まで |
専任条項があっても、ほかの支援機関にセカンド・オピニオンを求めることは、ガイドラインでは原則として認められます。ミライアの公式サイトのガイドライン遵守の宣言にも、3つの目安が書かれています。
不適切な買い手の情報を共有する仕組みには加盟していない
中小企業庁のデータベースでは、不適切な買い手の情報を業界で共有する仕組みについて、ミライアは「現在加盟していない」と登録しています(2026年10月15日時点)。
ミライアはガイドライン遵守の宣言で、買い手の財務状況や反社会的勢力との関係などを調べるとしています。売り手は、仲介契約の前に、買い手をどう調べるかの説明を受けられます。
営業を止めたいとき・困ったときの窓口
ミライアからの提案を受けるつもりがないときは、ミライアにその意思を伝えます。伝えた後も連絡が続くときや、契約の後に困ったときは、中小企業庁の窓口や弁護士に相談できます。
提案を受けるつもりがないと伝えれば、営業は止めることになっている
中小M&Aガイドラインは、M&Aをするつもりがない、または営業を受けたくないと伝えられた仲介業者に、ただちに営業を止めるよう定めています。ミライアも公式サイトで、停止を求められたら営業を止め、その内容を社内で記録して共有すると宣言しています。
停止の意思は、届いたメールへの返信や、公式サイトのお問い合わせフォームで伝えられます。伝えた日と相手の担当者の名前を残しておくと、後で連絡が続いたときに示せます。
停止を伝えても連絡が続くときは、中小企業庁の情報提供受付窓口へ
M&A支援機関登録制度の情報提供受付窓口は、登録された仲介業者の不適切な対応についての情報を、Webのフォームで受け付けています。
窓口は個別の争いの解決や助言はせず、受け付けた情報をもとに、仲介業者がガイドラインを守っているかを確かめるなどの対応をします。調べた結果は、情報を寄せた人にも知らされません。
売却するか迷うときは、事業承継・引継ぎ支援センターや弁護士に相談できる
中小企業庁は、M&Aに不安がある中小企業に、各都道府県の事業承継・引継ぎ支援センターへの相談を勧めています。法律の観点から助言を受けたいときは、日本弁護士連合会の「ひまわりほっとダイヤル」で弁護士との面談を予約できます。
ミライアの評判についてよくある質問
ミライアの評判と提案の連絡について、よくある質問は次の5つです。
ミライアの口コミや評判は?
成約事例の記事では、売り手と買い手の経営者が、ミライアの相手探しと調整の働きを語っています。Googleマップには星1つの評価が4件ありますが、どれにも文章はなく、理由は分かりません(2026年10月15日時点)。
ミライアから届いたM&Aの提案メールは本物ですか?
送り主がミライアの社員かは、公式サイトの代表番号03-6893-2721に電話し、担当者の名前を伝えると確かめられます。買い手が実在するかは、社名を明かされた後に、法人番号公表サイトや相手の公式サイトで確かめます。
ミライアの営業の連絡を止めるには?
M&Aをするつもりがない、または連絡を受けたくないと、ミライアに伝えます。中小M&Aガイドラインは、伝えられた仲介業者に、ただちに営業を止めるよう定めています。
ミライアに仲介を頼むと、手数料はいくらですか?
売り手は株式価値の5%の成功報酬で、最低手数料はありません。買い手の最低手数料は税抜2,500万円です(2026年10月15日時点)。実際の手数料は、契約の前に受け取る書面で確かめます。
ミライアは中小企業庁の登録制度に登録されていますか?
M&A支援機関登録制度に、仲介業者として登録されています。登録制度のデータベースで社名を検索すると、ミライアが届け出た手数料の体系を見られます。
ミライアは、提案を受けたら送り主と手数料を確かめてから返事を決めたいM&Aの仲介会社
ミライアは、IT・Web・人材・広告の会社のM&Aを仲介する2025年7月設立の会社で、中小企業庁の登録制度に仲介業者として登録されています。評判には、成約した経営者のインタビュー記事3本と、文章のないGoogleマップの評価4件があります。
提案を受けた経営者は、送り主を公式サイトの代表番号で確かめ、手数料と契約の条件を書面で受け取ってから返事を決められます。提案を受けるつもりがなければ、その意思を伝えると、ガイドラインに沿って営業は止めることになっています。
掲載情報は公開情報をもとに編集しています。最新の会社情報、サービス情報、採用情報などは、公式サイトで確認してください。

