取引先や支援会社の候補としてネットイヤーグループの名前を見かけたとき、「Webサイトを作る会社なのか」「もっと大きな相談までできるのか」と迷う人は少なくありません。NTTデータとの関係も、社名だけではつかみにくい部分です。
ネットイヤーグループ株式会社は、顧客体験の設計、デジタルマーケティング、Webやシステムの構築、その後の運用まで手がけるデジタルエージェンシーです。NTTデータグループの一員で、顧客との接点づくりと大きなシステムをつなげたい場面に強みがあります。
何が頼める会社なのか、NTTデータとどうつながるのか、取引前にどこまで見ておけばよいのかを順にたどります。
ネットイヤーグループ株式会社とは、顧客体験とデジタル変革を支援する会社

ネットイヤーグループは、企業とお客さまが出会い、比べ、使い続けるまでの流れを整える会社です。Webサイトだけをきれいにするのではなく、デジタルマーケティングの考え方づくり、仕組みの実装、公開後の改善まで手がけています。
たとえば「サイトをリニューアルしたのに問い合わせが増えない」と感じている会社なら、画面のデザインだけで解決しないことがあります。お客さまがどこで離れているのかを調べ、情報の見せ方やデータの使い方、社内の運用まで一緒に考える。その広さがネットイヤーグループの仕事です。
デザイン制作だけを急いで頼みたいときより、課題の整理から伴走してほしいときに候補に入りやすい会社だと考えると、距離感をつかみやすくなります。
「Webサイトを新しくしたい」という相談でも、必要なのが画面の刷新とは限りません。顧客データの使い方や社内の運用体制まで見直したい場合に、ネットイヤーグループの支援領域と重なります。
ネットイヤーグループ株式会社の会社概要と沿革
本社は東京都中央区銀座にあり、1999年設立です。見積書や契約書へ会社情報を入れるときは、記事の記載を写すのではなく、その時点の会社概要ページを開いて社名・所在地・代表者をそろえると安心です。
会社概要一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | ネットイヤーグループ株式会社 |
| 英文名称 | Netyear Group Corporation |
| 代表者 | 代表取締役社長 CEO 廣中龍蔵 |
| 所在地 | 〒104-0061 東京都中央区銀座2-15-2 KR GinzaⅡ |
| 設立 | 1999年7月7日 |
| 資本金 | 570百万円 |
| 売上高 | 3,672百万円 |
| 従業員数 | 171名(2026年3月31日現在) |
| 決算日 | 3月31日 |
| 証券コード | 3622 |
| 公式サイト | https://www.netyear.net/ |
売上高と従業員数は、2026年3月期の会社概要にある数字です。別の会社と比べるなら、同じ時期の数字同士で比べるのが大事。前年の数値と並べるだけでも、会社の大きさが違って見えてしまいます。
米国での創業から日本法人設立まで
ネットイヤーグループの歩みは、1997年に米国で設立されたNetyear Group, Inc.にさかのぼります。日本では1999年7月にネットイヤー・ナレッジキャピタル・パートナーズ株式会社として設立され、その後、ネットイヤーグループ株式会社へ社名を変更しました。
インターネット黎明期からデジタル領域の事業に取り組み、顧客体験を設計するUXやデジタルマーケティングへ支援範囲を広げてきた会社です。
上場とNTTデータグループ入りの流れ
2008年に東京証券取引所マザーズ市場へ株式を上場しました。2019年には株式会社NTTデータと資本業務提携を結び、同社の連結子会社となっています。市場再編後はグロース市場に移行し、2026年4月にスタンダード市場へ市場区分を変更しました。
ネットイヤーグループ株式会社とNTTデータの関係
ネットイヤーグループはNTTデータグループの会社です。ただ、社名にNTTデータが入らず、持株比率も50%未満なので、「本当にグループ会社なの?」と引っかかるのは自然なことです。
NTTデータが議決権の48.5%を保有
2026年3月31日現在、株式会社NTTデータはネットイヤーグループの議決権を48.5%直接保有しています。その上位には株式会社NTT DATAグループとNTT株式会社があり、いずれも間接保有の親会社です。
「NTTデータグループ」は、グループ全体の呼び方と会社名が混ざって見えやすい言葉です。資本関係を調べるなら、誰が直接株を持っているかまでたどると、話を取り違えにくくなります。
持株比率が50%未満でも子会社に当たる理由
子会社かどうかは、株を50%より多く持っているかだけで決まりません。ネットイヤーグループの開示では、NTTデータが48.5%を保有し、実質的に支配力を持つため親会社に当たると説明されています。
そのため、ネットイヤーグループを「NTTデータの完全子会社」と表すのは正確ではありませんが、「NTTデータの連結子会社」「NTTデータグループ企業」という説明は公式資料と整合します。
数字だけ見ると「子会社ではなさそう」と思うかもしれません。けれど完全子会社、連結子会社、業務提携先は同じではありません。取引先の体制を知りたいときほど、言葉の違いをそのままにしない方がよさそうです。
デジタルマーケティングとシステム開発を組み合わせる協業
NTTデータは大規模なシステムや業務の基盤を多く扱い、ネットイヤーグループはデジタルマーケティングやUX、サービスの企画・運用を得意とします。たとえば、使いやすい画面を考えるだけでなく、既存の会員データや基幹システムまでつなげたいときに、両社の役割が生きます。
ネットイヤーグループは上場会社として自ら経営判断を行いながら、重要なことは親会社と協議・報告する関係です。NTTデータとまったく同じ会社と考えるより、企画と大規模システムをつなぐ関係と見る方が実態に近いでしょう。
ネットイヤーグループ株式会社の主な事業内容
会社概要には6つの事業が並びますが、実際の相談では一つだけを切り出すより、「サイトを直したい」「顧客データを使えるようにしたい」といった困りごとから話が始まることが多いはずです。その内容に合わせて、複数の領域を組み合わせる会社です。
顧客体験やマーケティングのコンサルティング
「何を直せば売上や問い合わせにつながるのかが分からない」という段階から相談できる領域です。利用者の声を聞いたり、行動の流れを書き出したりしながら、制作や開発へ入る前に優先順位を決めていきます。
Webサイトなどのデジタルコンテンツ企画制作
企業サイト、サービスサイト、アプリなど、利用者が実際に触る画面を企画・制作します。見た目を整えるだけでなく、「初めて来た人が何を知りたいか」「どこで申し込むのか」が迷わず伝わるよう、情報の順番や導線まで考えます。
システム・デジタル基盤の開発
考えた導線を実際に動かすには、Webシステムや会員・購買データの基盤が必要になることがあります。既存の仕組みとつなぐ話まで進んだときに、NTTデータとの連携を生かしてシステム面まで対応できるのが特徴です。
データ解析から運用支援まで
サイトやシステムは公開した瞬間がゴールではありません。どのページが読まれ、どこで離脱したのかを見ながら、次の打ち手を考えていきます。マーケティングツールやSNSを使う支援も、この「公開後にどう育てるか」という仕事の一部です。
ネットイヤーグループが提供するサービス
サービスは生成AI、UX、CRMなど7つの言葉に分かれています。ただ、言葉が分からないままサービス名を選ぶ必要はありません。「問い合わせが増えない」「会員データが活かせていない」といった今の困りごとを伝える方が、相談の入口としては自然です。
生成AI活用とUXデザイン
生成AI活用は、流行のツールを入れること自体が目的ではありません。たとえば、問い合わせ対応や情報作成をどう楽にするかまで考える仕事です。UXデザインも同じで、利用者が迷わず使える流れをつくり、商品やサービスを選び続けてもらうための設計にあたります。
イノベーションデザイン
イノベーションデザインは、新しいサービスを形にしたい会社向けの支援です。既存サイトの改善だけでは足りず、「そもそも何を提供すれば選ばれるのか」から考えたいときに関わる領域です。
CRM強化とデータ活用
CRMは、一度買ってくれた人とその後もよい関係を続けるための仕組み。購入履歴やサイトでの行動を手がかりに、誰へ何を届けるかを考えます。「顧客データはあるのに、次の施策につながらない」と感じる会社に関係するテーマです。
デジタルマーケティング・BtoB・地域活性化支援
デジタルマーケティング戦略では、売上やブランド価値の向上に向けて施策全体を設計し、BtoBマーケティングでは見込み客の獲得・育成や営業活動との連携を扱います。地域活性化支援は、地域資源を生かした持続可能な経済活動や魅力発信を支える領域です。
ネットイヤーグループの特徴と強み
ネットイヤーグループの強みは、企画だけ、制作だけで終わらず、実装と運用まで話をつなげられるところです。大きな変化を進めるほど、途中で担当会社が増えて話が切れやすくなります。その切れ目を減らしたい会社には、頼れるポイントになるでしょう。
ユーザー目線から顧客体験を設計
企業側の都合だけで機能や情報を並べるのではなく、顧客が何を求め、どこで迷うかを考えて体験を設計します。オンラインと店舗などのオフラインを分断せず、一連の顧客接点として考える点も特徴です。
戦略から構築・運用まで一貫して支援
企画を考えた会社と制作する会社が別だと、「そこまで頼んだつもりではなかった」というずれが起きることがあります。ネットイヤーグループは、課題を見つける段階から制作・開発、公開後の改善まで関わるため、同じ目的を共有したまま進めやすい体制です。
NTTデータとの連携でシステム領域まで対応
理想の顧客体験を描いても、既存システムや社内データとつながらなければ実現できないことがあります。NTTデータとの連携により、UXやマーケティングの設計とシステム基盤を結びつけられる点は、大規模な変革で見たい強みです。
大規模プロジェクトの実績
交通、通信、住宅設備、小売、金融、教育など、幅広い業界の実績があります。導入事例を見るときは、有名な会社の名前だけで安心せず、「どこからどこまでを任せたのか」を読んでみてください。自社と似た悩みを扱っているかが見えてきます。
ネットイヤーグループの実績から分かる支援範囲
公式の導入事例では、Webサイトやデジタルサービスの体験改善、顧客データの活用、組織や人材づくりに関わる取り組みなどを確認できます。
同じ「サイトリニューアル」でも、画面だけを直す仕事と、顧客調査やシステム連携、公開後の運用まで含む仕事は別物です。事例を読むときは、何が良くなったかと担当範囲をセットで見ると、頼みたい内容と重なるか判断しやすくなります。
自社と同じ業界の事例がなくても、すぐに候補から外す必要はありません。顧客接点の多さ、扱うデータ、社内調整の規模が似ている事例なら、依頼したい内容を具体化する手掛かりになります。
ネットイヤーグループの株価・業績は公式IR情報で確認できる
ネットイヤーグループは、証券コード3622で東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。取引先として会社の安定性を知りたい人と、投資先として株価を見たい人では、読むべき資料が少し違います。株価だけで会社の中身まで決めつけないことがポイント。
証券コード3622で東証スタンダード市場に上場
2026年4月、ネットイヤーグループはグロース市場からスタンダード市場へ市場区分を変更しました。古い紹介ページには前の市場名が残ることもあるので、今の情報を知りたいときはIR資料室の新しい資料を開くのが早道です。
株価と業績は分けて確認する
株価は、会社の業績だけでなく市場全体の空気や売買の動きでも上下します。売上や利益、財務の状態を知りたいなら、決算資料を別に読む必要があります。株価と会社の実力は別に見る。そう考えると、情報に振り回されにくくなります。
決算短信や有価証券報告書を使う
IR資料室には決算短信、有価証券報告書、決算説明資料があります。数字の増減だけでなく、主要株主や従業員数、事業上のリスクまで知りたいなら、有価証券報告書を読むと会社像が立体的になります。
株価の上昇・下落や将来の業績は断定できません。投資を判断する場合は、最新の適時開示や取引条件を自分で確かめ、必要に応じて金融機関などの専門窓口へ相談してください。
ネットイヤーグループへの問い合わせ先を目的別に選ぶ
問い合わせ先は、サービスの相談、採用、株主・投資家向けで分かれています。代表電話へ連絡してたらい回しになるより、目的に合うページから連絡した方が話が早く進みます。
会社の所在地と代表電話
本社所在地は東京都中央区銀座2-15-2 KR GinzaⅡ、代表電話は03-6369-0500です。訪問を予定している場合は、公式アクセスマップと相手先の案内を照らし合わせてください。
サービス導入や協業の問い合わせ
デジタルマーケティング、UX、生成AI、CRMの相談には専用フォームがあります。「何を導入したいか」まで固まっていなくても大丈夫。今困っていること、対象となるお客さま、使っている仕組み、希望する時期を書き出しておくと、最初の会話が具体的になります。
採用・転職情報は専用ページで調べる
新卒・中途採用、職種、社員インタビューは採用サイトにまとまっています。サービスを使った人の感想と、そこで働いた人の職場の感想は別の話。応募先として気になっているなら、採用情報と社員・元社員の口コミを混ぜずに読む方が実態に近づけます。
株主・投資家向けの確認先
決算、株式、適時開示に関する情報はIRページにまとまっています。問い合わせる前に、IR資料室や「よくある質問」に同じ内容がないか探すと、必要な資料へ早くたどり着けます。
ネットイヤーグループ株式会社についてよくある質問
会社の立ち位置や株式、組織について、名前だけでは分かりにくい点をまとめます。取引や投資に使う数字は変わることがあるため、最後は新しい開示資料と照らし合わせてください。
Q.ネットイヤーグループは何の会社ですか?
Webサイトやアプリを作るだけでなく、顧客との接点をどう変えるかを考え、システム開発やデータ活用、公開後の改善まで手がけるデジタルエージェンシーです。企画から運用までつながった支援が必要な会社に向いています。
Q.ネットイヤーグループはNTTデータの完全子会社ですか?
完全子会社ではありません。株式会社NTTデータの直接保有割合は48.5%ですが、実質支配力基準により連結子会社となっています。ネットイヤーグループの株式は市場でも取引されています。
Q.ネットイヤーグループは上場していますか?
上場しています。証券コードは3622で、2026年4月に東京証券取引所グロース市場からスタンダード市場へ市場区分を変更しました。
Q.ネットイヤーグループの組織図は見られますか?
公式会社概要で役員構成は見られます。部署まで分かる組織図は公開されていないことがあるため、取引で必要なら、採用ページや公開資料で見える範囲を押さえたうえで担当者へ聞く方法があります。
Q.評判や年収を知りたい場合はどこを見ればよいですか?
公式採用サイトで職種や働く人の情報を確認し、外部の社員口コミは投稿時期、職種、雇用形態を分けて読むことが大切です。会社概要やサービスの評価とは分けて考えましょう。
ネットイヤーグループ株式会社はUXとデジタル技術で事業変革を支援するNTTデータグループ企業
ネットイヤーグループ株式会社は、サイトを作って終わりではなく、顧客との接点をどう変えるかを考え、仕組みを実装し、公開後も改善を続ける会社です。生成AI、UX、CRM、BtoBマーケティングは、そのための手段として使われています。
NTTデータが議決権の48.5%を直接保有する連結子会社で、ネットイヤーグループの顧客体験・マーケティングの知見と、NTTデータのシステム領域をつなげやすい点も特徴です。大きな組織で複数の仕組みが絡む相談ほど、この組み合わせが生きやすいでしょう。
就職・転職先として調べている場合は、ネットイヤーグループ株式会社の評判・年収・働き方を整理した記事で、社員口コミの読み方や採用情報を確認できます。
サービス導入を考えるなら、会社名や実績の大きさだけで決めるより、今の困りごとをどこまで任せたいかを言葉にしてみてください。企画から必要なのか、制作だけで足りるのか、データや既存システムまでつなぎたいのか。そこが見えると、ネットイヤーグループへ相談する理由もはっきりします。
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