野村不動産株式会社とは?会社概要・6つの事業・グループ会社との違い

野村不動産株式会社の会社概要と事業を紹介する画像

野村不動産株式会社について調べると、親会社や仲介会社、管理会社など、似た名前の会社も出てきます。「プラウドを扱う会社と、住宅の売却や管理を相談する会社は同じなのか」と迷いやすいところです。

野村不動産株式会社は、野村不動産ホールディングスの完全子会社です。住宅分譲をはじめ、投資・開発、ビル、建築・設計、資産運用など6つの事業を担っています。

ただし、仲介や建物管理は別のグループ会社が窓口になることがあります。この記事では、事業やブランドの違いに加え、相談内容ごとの窓口まで整理します。

目次

野村不動産株式会社は野村不動産ホールディングス傘下の総合不動産会社

野村不動産株式会社の公式会社概要ページ

野村不動産株式会社は1957年設立の不動産会社で、野村不動産ホールディングス株式会社が株式を100%保有しています。本社所在地と従業員数も、野村不動産株式会社単体の情報として公開しています。

1957年設立で野村不動産ホールディングスの完全子会社

商号は野村不動産株式会社、設立日は1957年4月15日です。資本金は2025年3月31日時点で20億円、代表者は代表取締役社長の松尾大作氏です。

株主は野村不動産ホールディングス株式会社で、持株比率は100%です。つまり、野村不動産株式会社はグループの中で不動産開発などの実務を担う事業会社であり、グループ全体を統括する持株会社とは別法人です。

項目公式会社概要の記載
商号野村不動産株式会社
設立1957年4月15日
資本金2,000百万円(2025年3月31日現在)
代表者代表取締役社長 松尾大作
株主野村不動産ホールディングス株式会社(100%)
公式サイト野村不動産株式会社 公式サイト

本社はBLUE FRONT SHIBAURAにある

本社所在地は、東京都港区芝浦一丁目1番1号のBLUE FRONT SHIBAURA TOWER Sです。浜松町駅南口から徒歩約6分、大門駅B4出口から徒歩約12分、日の出駅2A出口から徒歩約7分です。

本社のほかに、西日本支社、名古屋支店、仙台支店などがあります。訪問先や書類の送付先は、会社概要の本社住所ではなく、担当者から指定された住所が優先です。

従業員数は2026年3月末時点で2,180人

従業員数は、2026年3月31日時点で2,180人です。この数字は、野村不動産株式会社単体の人数を示しています。

「2,180人」は、野村不動産株式会社だけの人数です。他社と比べる場合も、会社単体の人数どうしなら、同じ条件で比べられます。

野村不動産株式会社の事業は6分野に広がる

野村不動産株式会社の事業は、マンション分譲、戸建分譲、投資・開発、ビルディング、建築・設計、資産運用の6分野です。住宅だけでなく、企業が利用するオフィスや商業・物流施設、不動産ファンドにも事業が広がっています。

マンション分譲は新築住宅の開発・販売を担う

マンション分譲では、用地の取得、商品企画、建設、販売、入居後のサービスにつながる一連の住宅事業を進めます。代表的なマンションブランドが「プラウド」です。

会社の特徴と、物件ごとの所在地、間取り、販売時期、価格、管理計画は別の話です。住まいを選ぶときは、物件公式ページにある条件で比べましょう。

戸建分譲は土地取得から住宅販売まで手掛ける

戸建分譲は、住宅用地を取得し、街並みや住戸を企画して販売する事業です。野村不動産は、新築分譲戸建のブランドとして「プラウドシーズン」を展開しています。

マンションと戸建住宅では、管理方法、修繕の負担、共用部分の有無など、購入後の暮らしが異なります。マンションか戸建住宅かを決めると、見るべき物件ページが分かれます。

投資・開発事業はオフィスや商業・物流施設を扱う

投資・開発事業では、住宅以外の不動産も対象になります。公式の事業紹介には、オフィス、商業施設、物流施設、ホテルなどが掲げられており、立地や利用者の需要に合わせて開発を進めています。

ここでいう「投資」には、不動産の取得・開発・賃貸・売却も含まれます。住宅購入の窓口とは、扱う事業や相談内容が異なります。

ビルディング事業は建物の開発・賃貸・運営を担う

ビルディング事業は、オフィスビルなどを開発し、企業へ貸し出し、建物やサービスを運営する領域です。

オフィスを借りたい企業と、建物の設備管理について相談したい企業では、担当窓口が異なります。オフィス賃貸は物件ページの窓口、設備管理は契約書や入居者向け案内に記載された管理窓口が確認先です。

建築・設計事業は商品や空間の設計を支える

建築・設計事業は、住宅や施設の計画を、建物や空間として設計する事業です。建築計画、意匠(建物の外観やデザイン)、品質などを扱い、分譲住宅や開発事業を技術面から支えます。

設計業務を野村不動産株式会社がすべて単独で行うという意味ではなく、プロジェクトごとに設計会社や施工会社など複数の関係者が参加します。個別物件の設計会社と施工会社は、物件概要の会社名で分かります。

資産運用事業は不動産ファンドを扱う

資産運用事業では、不動産を投資対象とするファンドなどを扱います。グループには野村不動産投資顧問株式会社もあり、運用商品や契約の問い合わせ先は、商品資料に書かれた運用会社または販売会社です。

不動産ファンドには価格変動や元本割れなどのリスクがあります。商品ごとの目論見書や契約締結前交付書面には、運用方針、手数料、リスク、契約条件などが書かれています。不明点は販売会社へ確認してください。

住宅ブランドは物件の種類や立地の考え方で分かれる

プラウドは新築分譲マンション、プラウドシーズンは新築分譲戸建、オハナは郊外型マンションのブランドです。マンションか戸建住宅かに加え、想定する立地や企画にも違いがあります。

プラウドは新築分譲マンションの中心ブランド

プラウドは、2003年に誕生した野村不動産の新築分譲マンションブランドです。公式ページでは、商品企画から販売、管理、入居後のサービスまで、野村不動産グループが連携する体制を特徴として紹介しています。

個別物件の条件は、同じ「プラウド」でも立地、建物の規模、間取り、管理費、修繕計画によって変わります。ブランドの特徴と物件ごとの条件を合わせて比べることがポイントです。

プラウドシーズンは戸建住宅のブランド

プラウドシーズンは、新築分譲戸建のブランドです。住戸だけでなく、外構(門・塀・駐車場など)や植栽を含む街並みを一体で計画する物件があります。

戸建住宅では、敷地、道路への接し方(接道)、建物の構造、保証、将来の修繕費を比べます。マンションのプラウドと同じ名称を含みますが、確認する物件情報は異なります。

オハナは郊外型マンションブランドで、プラウドとは立地や企画が異なる

オハナは、新築分譲マンションのブランドです。野村不動産株式会社は公式サイトで、オハナを郊外型マンションと位置づけ、幅広い世代の暮らしを想定したブランドと説明しています。

プラウドとオハナは、単純にどちらが上という関係ではなく、立地や商品企画が異なり、ブランド名の印象だけでは比べきれません。実際の暮らしに関わる通勤・通学の時間、住戸の広さ、共用施設、毎月の費用のうち、何を優先するかで合う物件は変わります。

ブランド名だけでなく、実際に暮らす住戸や街との相性も大切です。現地までの道・周辺の音・日当たりは住み心地に、管理費や修繕積立金など毎月の費用は家計に関わります。

親会社・仲介会社・管理会社は別法人

「野村不動産」と検索すると、持株会社、中古不動産の仲介会社、建物管理会社など複数の会社が表示されます。それぞれ野村不動産株式会社とは別の会社です。

野村不動産ホールディングスはグループを統括する親会社

野村不動産ホールディングス株式会社は、グループ会社の株式を保有し、経営管理を担う持株会社です。株式市場には、この親会社が上場しています。

株価、配当、連結業績、有価証券報告書を調べる場合は、親会社のIR情報が確認先です。住宅や開発事業の内容は、野村不動産株式会社の事業紹介ページで確認できます。

野村不動産ソリューションズは不動産仲介を担う

野村不動産ソリューションズ株式会社は、不動産の売買仲介などを担うグループ会社です。「ノムコム」は、同社が運営する中古住宅の購入・売却などの仲介サービスです。

野村不動産が分譲した住宅を売却する場合でも、売却相談の相手は仲介会社になることがあります。契約書やウェブページの会社名を見て、どの法人と取引するのかを確認しましょう。

野村不動産パートナーズは建物管理を担う

野村不動産パートナーズ株式会社は、ビルやマンションの運営管理、建物の修繕などを担うグループ会社です。マンションの日常管理や管理組合の運営支援については、管理委託契約に記載された会社が窓口になります。

物件を企画・供給する分譲主、販売会社、管理会社は、それぞれ役割が異なります。設備の不具合、管理費、共用部分、売却相談など、用件ごとに契約書や居住者向け案内に書かれた連絡先を使うと行き違いを減らせます。

法人主な役割
野村不動産ホールディングス株式会社グループの経営管理、IR情報の開示
野村不動産株式会社住宅分譲、不動産開発、ビル、建築・設計、資産運用など
野村不動産ソリューションズ株式会社不動産の購入・売却などの仲介
野村不動産パートナーズ株式会社ビル・マンションの運営管理、修繕など

目的ごとに問い合わせ先と公式ページが変わる

問い合わせ先を選ぶときは、「野村不動産の窓口」を一つ探すより、住宅探し、法人情報、採用、仲介、管理のどれに当たるかを先に決めます。物件名、用件、契約先の法人が分かれば、住宅、仲介、管理のどの窓口かを区別できます。

新築住宅を探す場合は住宅ブランドの物件ページ

新築マンションや戸建住宅を探す場合は、プラウドなどの住宅ブランド公式サイトから、地域や沿線、物件の種類を選びます。資料請求、モデルルーム、販売状況については、各物件ページに表示された連絡先が確認先です。

事業や法人情報を知る場合は会社概要・事業紹介

所在地や代表者などの法人情報は各社の会社概要に、事業内容やブランドは野村不動産株式会社の事業紹介にまとまっています。契約書に書かれた会社が実際の取引相手なので、会社情報もその法人の公式ページで調べます。

採用情報を知る場合は新卒・キャリア採用ページ

新卒採用とキャリア採用では、募集時期、職種、応募方法が異なります。応募を考えている人は、一般の会社概要ではなく、採用サイトの募集要項や受付状況を確認してください。

社員口コミ、年収情報、採用大学、就職難易度は、野村不動産の評判は?社員口コミ・年収・採用大学・就職難易度で確認できます。

仲介や建物管理は担当するグループ会社の窓口

不動産の売却・購入仲介は野村不動産ソリューションズ、ビルやマンションの管理は野村不動産パートナーズが主な確認先です。ただし、実際の担当会社は物件や契約によって異なるため、契約書、契約前の重要事項が書かれた重要事項説明書、居住者向け案内を優先してください。

物件名・契約した会社名・相談したいことをメモしておけば、窓口で用件をそのまま伝えられます。連絡先は、契約書の会社名から公式サイトで探せます。

「野村不動産の評判」は物件・社員・別法人で対象が異なる

「野村不動産 評判」という検索結果には、社員の働き方、マンションの住み心地、仲介サービス、建物管理など複数の評価が混ざります。社員口コミは働き方、マンション口コミは個別物件、仲介・管理の口コミは担当会社のサービスについての評価です。

社員口コミは応募者向けの会社評価

社員口コミは、給与、休暇、仕事の進め方、職場環境など、働く人の視点による評価です。住宅を購入した人の満足度とは評価対象が異なります。

マンションの口コミは物件ごとの購入者評価

マンションの口コミは、立地、間取り、管理、周辺環境など、個別物件についての評価です。同じブランドでも所在地や築年、管理状況が違うため、一つの物件の声を会社全体へ広げない方がよいでしょう。

仲介・管理の口コミは別法人のサービス評価

売却・購入仲介の口コミは野村不動産ソリューションズ、建物管理の口コミは野村不動産パートナーズについての情報です。相談先の評判を知りたいときは、用件と法人・サービスが一致する口コミが対象です。

野村不動産株式会社についてよくある質問

野村不動産株式会社は非上場で、プラウドは同社の住宅ブランドです。仲介の主な窓口は野村不動産ソリューションズですが、実際の契約先によって変わります。

野村不動産株式会社は上場していますか?

野村不動産株式会社は上場会社ではなく、野村不動産ホールディングス株式会社の完全子会社です。東京証券取引所に上場しているのは親会社の野村不動産ホールディングスです。

野村證券とはどのような関係ですか?

現在、野村不動産株式会社と野村證券株式会社は別法人で、前者は野村不動産ホールディングス、後者は野村ホールディングスの傘下です。野村不動産ホールディングスは、会計上は野村ホールディングスの持分法適用関連会社ですが、野村ホールディングスは自社グループの外としています。

野村不動産は1957年に野村證券の資産管理会社として設立され、その後分離独立しました。

プラウドは野村不動産のブランドですか?

はい。プラウドは野村不動産が展開する新築分譲マンションブランドです。戸建住宅にはプラウドシーズンがあり、マンションブランドのオハナはプラウドとは立地や企画が異なります。

不動産の売却や仲介はどこへ相談しますか?

中古住宅などの売却・購入仲介は、野村不動産ソリューションズの「ノムコム」が主な窓口です。物件や契約によって担当会社が異なる場合があるため、公式サイトの対応範囲と契約書の会社名を確認してください。

野村不動産株式会社は6事業を担う総合不動産会社で、相談先は用件ごとに異なる

野村不動産株式会社は、野村不動産ホールディングス傘下で、マンション・戸建住宅の分譲、投資・開発、ビルディング、建築・設計、資産運用を担う総合不動産会社です。プラウドをはじめとする住宅ブランドだけでなく、オフィス、商業・物流施設などにも事業が広がっています。

一方、グループ全体のIRは野村不動産ホールディングス、不動産仲介は野村不動産ソリューションズ、建物管理は野村不動産パートナーズが主な窓口です。相談先は、契約書に書かれた会社名と用件で決まります。

住宅を探す場合は物件公式ページ、会社・事業情報なら会社概要と事業紹介、採用情報なら採用ページが入口です。どの会社へ連絡すればよいか迷ったときは、手元の契約書や案内に書かれた会社名と同じ法人の公式窓口が相談先になります。

掲載情報は公開情報をもとに編集しています。最新の会社情報、事業内容、住宅ブランド、採用情報、問い合わせ先は、各公式サイトで確認してください。

この記事の著者情報

株式会社ネット風評被害対策 代表取締役 内村淳

ネット風評被害対策の専門家として15年以上の実績を持つ。
風評被害誹謗中傷対策・サジェスト対策・逆SEO対策・SNS炎上対応など、企業のWebリスク解決を累計10,000社以上支援。
ネット誹謗中傷対策に特化した法律事務所に1年間従事し、法的観点からの対応知見を習得。IT技術と法的アプローチの双方に携わってきた経験を持つ。
あらゆるネット風評被害対策支援に加え、企業向けコンサルティングや同業他社へのサービス提供も行う。
現在、日々進化するAI検索エンジンのアルゴリズムを徹底解析し、AI検索時代に適応した次世代の風評対策に注力している。

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